諦めなくてよかった
中学の時、ずっと好きだった彼と高校で同じクラスになって、私たちの距離は近くなった。
でも、この前・・・。
「部活で一緒の奴に、お前の事をセフレにしたいって言っている奴がいるんだけど・・・。」
この話を聞いた時、名前も教えてくれたんだけど顔さえ思い出せなかったし、私が好きなのは彼だったから『だから?』って感じだったんだけど・・・。
私のことを好きだって言ってくれる人がいるなんてきいたら気になるじゃない?
だから翌日、どんな人なのか確かめてみる事にしたの。
こういう時って、結構、ドキドキするものなのね。
そうしたら、とってもステキな人だったから、この人に乗り換えようかなぁなんて、正直言って思った。
こんな出会いもありかなって・・・ね。
だけど、やっぱり私は、このステキな人より彼の事が好きだなぁって思ったの。
神待ちもしてみたいし、きちんと断った。
「何で断ったの?あいつ、結構、もてるんだぞ。」
「そうだろうね。だけど、私、好きな人がいるし・・・。」
「後で後悔するかもよ。」
「しないよ。」
本当は、この時、彼に気持ちを伝えたかったけれど、彼の友達を振った後に告白なんて・・・ね。
ちょっと落ち込んでいた時
「おまえさぁ、俺もお前を好きだって知っている?」
まさかの彼の言葉。
あぁ、諦めないでよかった。